
今回は、八王子市小門町の「大久保石見守長安陣屋跡(産千代稲荷神社)」をお届けします!

(使用カメラPanasonic LUMIX DMC-G1)
大久保長安(1545から1613)という戦国武将は
もとは甲斐武田氏に仕え、その後徳川家康に仕え
八王子千人同心をおいた人物です。
八王子市のホームページのよると
八王子城落城後の新八王子宿建設に関わり、八王子に陣屋をおいて関東十八代官の
頭として関東の統治を行いました。
とあります。
小門町に存在します。
八王子八十八景の1つに数えられるのです。
↓↓こちらが、神社の入り口。

↓↓八王子市指定史跡「大久保石見守長安陣屋跡」

大久保長安は幕府の代官頭として八王子宿建設にあたり、街並の南側に陣屋を
置きました。
長安は千人同心の組織化や、千人町の成立にも尽力しました。
とのこと。
↓↓史跡の石碑がドンとかまえています。

この石碑の裏面の碑文には
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大久保石見守長安(1545-1613)は、家康から八王子三万石の領主に
封ぜられ五街道の一つである甲州街道を開いて千人同心をおき
現在の小門町にみずからの陣屋を構え
街道に沿って八幡八日横山三宿を配し
石見土手を築いて浅川の洪水を防ぐ等郷土開発の基礎をかためた。
又、江戸幕府の成立にも金山奉行などをつとめ偉大な功績があった、
この地は陣屋の西端にあたり長安の邸跡と伝えられている。
昭和40年4月吉日建立 八王子市教育委員会
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と刻まれているのです。
(ムラウチトットコム社長ブログより)
↓↓それでは、神社の境内へと入っていきましょう。
↓↓左手にはしっかりとした手水舎が、そして置くには拝殿が見えてきました。
↓↓手水舎は、水が枯れている神社も多い中、こちらの神社は
水、手桶もきちんと完備!
↓↓この水を排出している竜がなんとも立派な彫刻なので思わずアップで撮ってみました。
↓↓そして、拝殿に向かいます。稲荷神社なので2体のお稲荷さんが鎮座しています。
↓↓見て下さい!このぶっといしめ縄を!!こんなにおおきいしめ縄は
なかなか見られません!
↓↓金縁の扁額に、金縁の文字で「産千代稲荷神社(うぶちよいなりじんじゃ)」と
書かれています。その名の通り、安産祈願の稲荷神社のようです。
↓↓境内には、3社の境内社がありました。
↓↓一番右の境内社。
・・・大明神は読み取れますが、残念ながら、文字がかすんで何の神社か
わかりません。
最後に
大久保長安は
八王子宿のの礎を気づいた人物でもあり、
宿場町づくり、行政・司法の府づくり、軍事上の拠点づくり
治水事業など、さまざまな偉業を行いました。
しかし、
没後に金山奉行時代の不正と謀反の疑いを持たれ一族も死罪となって
しまうなど、数奇な運命をもつ人物として語り継がれているようです。
(その死罪も、陰謀説があるようですが・・・)
◆小門町の「大久保石見守長安陣屋跡(産千代稲荷神社)」
【住所】
東京都八王子市小門町82
【ご祭神】
倉稲魂命〔うがのみたまのみこと〕(推定)
【地図】
大きな地図で見る
◆私、「あいがぁ@八王子」が訪れた八王子八十八景リスト
⇒こちらをご覧ください!
それでは今回はこの辺で!
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