今回は八王子市堀之内の「龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔」をお届けします!
(使用カメラPanasonic LUMIX DMC-G1)
今回の「龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔」は結構穴場なのではないでしょうか!?
普段は手持ちの八王子の地図を見ながらなにげなくどこへ行こうか決めて出かけているのですが、今回ばかりは地図には載ってなく、まったくの偶然の通りすがり、しかも道に迷いながらたどり着いたのがこちらでした。
場所は少し分かりにくいのですが、
京王線堀之内駅から北に進路をとり、大栗川橋北を経て八幡神社を通り過ぎながら155号道路を旧多摩テック方面(町田平山八王子線)に向かう途中にあり、駅からは徒歩10分くらいでしょうか。
↓↓すでに龍生寺の本殿はありませんが、堂軒とその周りに立ち並ぶお地蔵さんや常夜灯が残されています。
↓入口には案内板が。
立派な案内板です。市指定有形民俗文化財と書かれていますね。
改めて帰宅して調べてみると、やはり”市の有形民俗文化財”として八王子市のホームページ
に掲載されていました。
この宝篋印塔は、寛政年間(1789~1800)阿弥陀堂建立者鈴木与五兵によって
建立されたものである。高さ三m余、形の良く整った代表的な塔である。
宝篋印塔は唐の沙門不空三蔵(中国の密教を大成させた僧)の訳による
「一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼経」の教えの中から出た名称である。
↓↓それにしても立派な坐像です。1800年建立だそうです。そして、この坐像の後ろ側に
宝篋印塔があるのです。
↓↓こちらが、宝篋印塔。
この宝篋印塔について八王子市のホームページを引用させてもらうと
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最上部の相輪は失われていますが、江戸時代中期の宝篋印塔として代表的なものです。
刻まれている文字によると、堀之内の念仏講中を中心に、鈴木與五兵衛が施主となり、
新右衛門とその母などによって建てられたことがわかります。また、開眼は玉泉寺の住職
が務め、信州高遠の石工團蔵が手がけたものであることも読み取れます。
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ということだそうです。
↓↓堂軒下にはたくさんのお地蔵さんが並びます。
いずれも1700~1800年代の建立のようです。
↓↓とても表情が豊かですね、どこかにいそうな感じです(笑)
↓↓法華経一千部供養・・・と書かれてる石碑
おもわず、道に迷った末のみっけものだった、今回の「龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔」、思わぬたくさんの石像や宝篋印塔との出会いはラッキーでした。
もう1つ、この場所目印としては、
「寺沢里山公園」という公園のすぐ近くだということです。
「寺沢里山公園」はニュータウン計画の中で、地域住民との対話の結果、農業公園構想がもちあがった経緯があり
都内でも盛んな里山活動が行われている公園なのだそうです。
◆堀之内の龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔
【住所】
東京都八王子市堀の内618
【地図】
大きな地図で見る
それでは今回はこの辺で!
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